オーストラリア、シドニーのファイナンシャル・プランニング、税務会計、住宅ローン

貸手抵当保険

貸手抵当保険(Lenders Mortgage InsuranceまたはLMI)

現在、多くの金融機関は住宅ローンの申し込みにおいて20%の頭金を用意できない借手に対して貸手抵当保険(Lenders Mortgage Insurance)の購入を義務付けています。ローン申請に関する保険ということで誤解される方も多いのですがこの保険は借手ではなく貸手である金融機関を守るための保険です。例えば10%の頭金で購入し、のちに返済ができなくなり抵当となっている物件を銀行が売却したとします。仮に売却額が購入額より15%下落していた場合には90%貸し出しているため全額回収ができなくなります。こういった場合は貸手抵当保険によってその差額分が銀行側に支払われます。

この保険はローン申請時に1回のみの支払いとなり、保険料は頭金の割合と借入金額によって決まります。頭金の割合が少なく借入金額が大きくなるほど保険料は高くなります。目安として80万ドルの物件を10%の頭金で残り72万ドルを借入する場合には、およそ1万6,000ドルの貸手抵当保険料の負担となります。

この保険料は20%の頭金さえ用意できれば支払う必要がないため、それまで購入を控える方もいらっしゃいます。ですが近年のオーストラリア、特にシドニーでの不動産価格高騰に対しては得策ではない場合もあります。

例えば、現在80万ドルの物件に対して手持ち資金が10%の8万ドルあったとします。3年後に20%の頭金が貯まったとしても毎年不動産価格が6%上昇した場合には不動産価格は95万ドルを超えます。およそ1万6,000ドルの保険料をもったいぶって購入を控えた結果、3年後には15万ドルも高い買い物となるケースもあるわけです。

不動産価格の予想は誰にもできませんが、日本のバブルと同じで結局いつかは下がると信じ続けて20年以上こちらに住まれている方の中にはあの時買っておけば今頃は3倍になっていた、などと悔しい思いをしている人も少なくありません。

購入のタイミングは難しいかもしれませんがオーストラリアの歴史上最も低い現在の低金利とシドニーでの不動産価格の下落を考えると購入の絶好の機会かもしれません。購入を検討し始めた時点で弊社までご連絡いただけましたら様々なケースを想定したアドバイスさせていただきます。

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