オーストラリア、シドニーのファイナンシャル・プランニング、税務会計

 

年の瀬も迫って参りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

下記最新の税務関連のお知らせとなりますのでご参照くださいませ。

 

Notice/注記事項:

 

IASの申告の締め切りが来週月曜日23日と迫っております。まだお済でない方は早急にご対応をお願い致します。

なお最近お問い合わせが多い事項で、Boosting cash flow(源泉徴収免税)の支援制度 は、第1四半期の税務申告(9月BAS申告)をもって終了しておりますので、

今後は通常通り、IASおよびBASを通じて従業員の源泉徴収税は全額お支払いとなりますことご了承ください。

 

Payroll tax減税:

 

オーストラリア政府は課税対象となる給与支払額のしきい値を恒久的に年間給与総額:1.0ミリオンドルから 1.2ミリオンドルに引き上げることを発表しました。

さらに、今年7月1日にさかのぼり今後2年間は税率が現状の 5.45%から 4.85%に引き下げられ、これにより年間平均で3万 4,000 豪ドルの節税となります。

なお、課税対象外の中小企業に向けて、政府は行政関連の支払いなどに使用できる$1500のデジタルバウチャーを発行する見込みです。

 

Out & About Scheme

 

NSW州は経済活性化のため18歳以上の居住者に対し$100のデジタルバウチャーを配布すると発表しました。

Service NSWのアプリを通じて$25のバウチャーが4枚発行され、二枚は飲食店などで利用でき、残りの二枚は映画やテーマパークなどで使用可能です。

賭博、たばこやお酒の購入には使用できません。

 

 

Job keeper monthly declaration延長:

 

通常monthly declarationの期日は毎月14日ですが、先週末ATOのシステムメンテナンスによりサービスが停止していたため、

当月に限りATOは期日の延長を認めております。申告が早ければjob keeperの受取も早くなりますので、

まだお済でない方は早急にご対応くださいませ。

 

 

今年は激動の年でしたが、皆様にとって心安らかな

よい年の瀬となりますこと祈念しております。