オーストラリア、シドニーのファイナンシャル・プランニング、税務会計

生命保険は死亡、もしくは余命12カ月の末期疾患と診断された場合に残された家族や扶養家族に一括で支払われる保険です。生命保険の必要性や適正な補償額を検討する際には、下記の点を考慮します。

  • 現在の住居
  • 現在保有している資産
  • 住宅ローンなどの負債
  • お子様の人数と年齢
  • チャイルドケアや学校などの教育費(特にプライベートの学校希望のケース)
  • 将来の生活費

ご自身の選んだ保険によって毎月の保険料は大きく異なりますし、万一の場合に現在と同様の生活レベルを享受するために必要としているタイプの保険と保証額を自分で判断するのは難しいことです。

なぜ生命保険が必要なのか?

生命保険は、被保険者が死亡した場合、もしくは、末期疾患で余命12カ月未満と診断された場合に、被保険者に代わって扶養家族の日々の生活費(食品、衣料品等)に加え、教育費の補填や住宅ローンの返済など、財政的困窮から保護することを目的としています。

一例

夫40歳 妻38歳 長男5歳 長女3歳のケース

結婚10年、コツコツと貯めた貯金を頭金として、シドニーに70万ドルのユニットを購入して手持ち資金はほとんどなし。50万ドルのローン返済中。子供2人は週2日、チャイルドケアに預けて妻は専業主婦という設定を見てみましょう。

夫に突然万が一のことがあっても仮に100万ドル保障の生命保険に加入していれば、50万ドルの住宅ローンを完済しても50万ドルが残ります。これでしばらく生活の心配はなくなるため、その後のことをゆっくりと考えていくことができます。

しかし、何も加入していなかった場合、毎月のローン返済や生活費、チャイルドケアの費用はどうなるのでしょうか。妻がフルタイムの仕事に復帰すればと考えるかもしれませんが5〜6年キャリアにブランクがあったとしてすぐに仕事は見つかるのでしょうか。また1人で子供の送迎、育児や家事をしながらフルタイムで仕事ができるのか、シドニーの高いチャイルドケアに子供2人を週5日預けたらいくらかかるのかなど心配事は絶えません。

生命保険の加入の有無がその後の残された家族の人生を大きく変えることになります。

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