オーストラリア、シドニーのファイナンシャル・プランニング、税務会計、住宅ローン

老後の資産形成のポイント

老後の資産形成のポイント

積立をなるべく早く始める

定期的な積立を30歳から始めるのと40歳から始めるのではリタイア時に大きな違いが出ます。少しでも早く目標設定して投資を始められる貯蓄体質を目指しましょう。

積立額を増やす

毎月の積立を1,000ドルから2,000ドルに引き上げることによって資産形成のスピードは一気に上がります。少しでも大きい金額を運用に回せる仕組みを作りましょう。

リスクを取る

100%定期預金で運用するのと株で運用するのとでは20〜30年後に大きな違いを生みます。元本割れを怖がっていてはインフレが進むオーストラリアでは資産形成は難しいです。自分の許容可能な範囲で若いうちはなるべくリスクを取り、株や不動産など成長の見込めるものに投資しましょう。

リタイアする年齢を延ばす

できる限り現役として働き続けることによって老後資金を増やし、同時にリタイア後の無収入の期間を短くすることによって必要な資金を減らすことが可能です。60歳でのリタイアを65歳まで伸ばすことにより、5年間毎年、老後資金を増やしながら、寿命を90歳までとすれば、老後資金の必要な年数を30年から25年まで減らせます。

生活水準を下げる

外食の頻度を減らす、旅行の回数を減らすことで必要な老後資金も減らせます。

ダウンサイズする

子供が成人したあと。夫婦2人に大きな一軒家では管理も大変かもしれません。売却して駅近くのワンベッドルームなどのユニットを購入するなどといった動きでその差額を老後資金として使えます。

生活費の安い都市に引っ越す

オーストラリアで最も物価の高い都市、シドニーから例えばケアンズのような物価や生活費の安い町などへ引っ越すことで老後資金は抑えられます。何度か下見に行って短期滞在を経験することもお薦めします。

日本への完全帰国

日本に帰国するというのも選択肢の1つです。例えばシドニーの一軒家を売却して税金を支払うことなう、200万ドルをそのまま持ち帰るというようなケースもよくあります。生活費の安い日本なら住む場所にもよりますが十分な資金となるでしょう。

リタイア時にはいくら必要?

持ち家があるかどうか、住む場所、生活水準や旅行に行く頻度などによって人それぞれだと思います。

オーストラリアの政府機関は持ち家があって65歳でリタイアして平均余命の85歳までと想定した場合の必要な毎年の生活費を下記の通りとしています。

ASFA Retirement Standard Annual living costs Weekly living costs
Couple – modest $39,353 $754
Couple – Comfortable $60,264 $1,154
Single – Modest $27,368 $524
Single – Comfortable $42,764 $819

 持ち家があっても快適な生活には夫婦で毎年6万ドル、質素な生活でも4万ドル以上は必要としています。これはあくまでも平均ですのでシドニーではもっと高くなるでしょうし、賃貸住まいの場合にはもちろんそれ以上の生活費がかかります。

https://www.moneysmart.gov.au/superannuation-and-retirement/how-super-works/super-contributions/how-much-is-enough

100万ドルのスーパー・アニュエーションと持ち家があって、毎年5万ドルの生活費がかかるとします。仮にこの運用益が毎年5%とすれば元本100万ドルはそのまま維持して、リターンの5万ドルで生活していけます。これが定期預金で2.5%だとすれば2万5,000ドルの利息となるので元本の100万ドルは毎年減っていきます。定期預金で5万ドルの利息を受け取るには200万ドルが必要となります。また現実的には難しいかもしれませんが毎年10%のリターンが見込めるなら老後資金は50万ドルで十分ということになります。

結局、老後資金としていくら必要かということは自分の理想の生活水準と見込めるリターン次第といえます。

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