オーストラリア、シドニーのファイナンシャル・プランニング、税務会計

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タックスリターンでの「仮想通貨」取引の売却益申告

今回は近年、取引される人が増え続けている”ビットコイン”のような「仮想通貨」=電子マネーについて、すでに仮想通貨をお持ちのお客様やご興味がある方向けにご案内させていただきます。 ◆ 仮想通貨とは? デジタル通貨・電子マネーの一種であり、電子データのみでやりとりされる通貨で、各国の通貨のように法的効力を持たず、特定の仮想コミュニティー内・取引所で使用されてます。...

老後の資産設計 

最近読んだ本で、昔のベストセラー「金持ち父さん、貧乏父さん」以来、目からうろこ?な本を交えて、早期リタイアではなくオーストラリアでの老後の資産設計について個人的な考えをご紹介したいと思います。 「FIRE 最強の早期リタイア術-最速でお金から自由になれる究極メソッド」 カナダ在住の著者が30代で早期リタイア=FIRE(Financial Independent Retire Early)するまでのお話です。 この本の要約は下記のとおりです。...

新会計年度に向けて税務・会計変更ポイント

◆最低賃金:時給:20.33ドル, 週給:772.60ドル 業種別導入タイミング有  業種別によりタイミングが異なりますが、現行時給レートから例年より若干少なめの2.5%引き上げで、来年度から新しい最低賃金が適用されます。事業主様はご対応くださいませ。   *新最低賃金レート 時給     $20.33 週給   $772.60   【業界ごとの3ステップ、施行開始時期】 1 July 2021 ➢ 製造業、:運輸/運送、金融、資源、不動産、交通、建設業、 1 September 2021 ➢ 小売り業界 1...

今年度末節税対策ガイド&コロナ支援策最新情報(EOFY 2021)

事業者向け 2021 年度末 節税対策ガイド 当年度は、コロナ禍の影響により業界的にまだ⾧期的に経済ダメージを受け続けている企業もあれば、政府の多大な支援策により逆に利益が例年になく残る見込みのある企業、またコロナ禍を機に新たにビジネス開拓されて売上飛躍されている会社など事業によってさまざまな動向が見受けられます。 年度末を迎え以下の通り、今年度ならではの節税対策も交えてまとめましたのでご参照くださいませ。 2021 年度の法人税レート:Corporate Tax rate 2021 年間総売上高が 50...

ATOより税務関連最新ニュース2件

  倉持の視点👀 ここ数年益々情報管理の一元化、デジタル化、電子処理を通じての義務付けなどが進んでおります。コロナ禍で対面サービス回避が余儀なくされるなか、更に電子化の動きに拍車がかっております。以下、最新の税務関連ニュースのなかで、私が特に着眼した「① 年金積立」と「② E-invoicing=Electronic Invoicing」に関して取り上げます。  ① 2021年7月からの年金積立額の上限引き上げについて   Concessional contributions...

STP申告内容追加発表 2022年1月開始予定

 Expanding data collected from STP Phase 2 Single Touch Payroll(STP)は雇用主が給与を支払う際、会計ソフトウエア等のPayroll入力を通じATOに給料情報を電子申告することで主に政府が税務申告業務の監視・負担削減を目的として始まった制度ですが、現在電子申告される内容からさらに申告義務内容が追加され、雇用形態や給与の内容区分等、より細かく規定化された「STP Phase2」が2022年1月より導入されることが発表されました。...

NSW州政府関連費用1,500ドルデジタル ・クレジット支給制度について

Small business fees and charges rebate scheme by NSW Government 中小企業と個人事業主を対象。NSW州政府関連費用に適応可能な1,500ドルデジタル ・クレジット支給制度について   NSW州では3月29日よりほぼ全ての規制が緩和されて、身近なところでは公共交通機関でもマスク着用義務もなくなりました。...

STP&年金における変更

Single Touch Payroll (STP: お給料支払い毎に、会計ソフトのPayroll入力を通じて、 税務署にお給料情報を電子申告すること) という税務署申告義務に際し、2021年7月より変更がございます。 Micro employers (従業員が4人以下) 現在従業員が4人以下の雇用主はSTP申告のオプションがありますが、 2021 年 7 月 1 日から、マイクロ雇用主に対する STP 四半期報告のコンセッションの条件は変更され、例外的な状況(自然災害、身内に不幸があった等: Micro employers |...

2021-22年度Super Contribution Capsにおける変更

2021年7月1日からスーパーアニュエーション(年金) の積立ての上限額が変更となります。 以下、主な変更点になります。 Concessional contribution cap (税引き前の積立て) 年間 $25,000から $27,500 に増加 Non-concessional contribution cap (税引き後の積立て) 年間$100,000 から $110,000に増加Bring-forward rule (限度額まで積立てなかった場合、その残りの分の額を繰り越しができる)...

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